超人気シリーズ>>>歴代の全仮面ライダーを本より詳しく解説!!仮面ライダーまとめ一覧!!

世代を超えて人気を集めてきた仮面ライダーシリーズですが、それを盛り上げてきたのはなにもライダー達だけではありません。個性的な敵役がいるからこそ、彼ら主役の活躍が光るのです。

アンパンマンだってバイキンマンがいなければ、ジャムおじさんのパン工場で働くただの優しいお兄さん(お兄パン?)になってしまいますよね。

今回はシリーズ5作品目の仮面ライダーストロンガーの中で、主人公をギリギリまで追い詰めたジェネラル・シャドウについて詳しく紹介していきます。昭和のシリーズの中で実は最強の敵なのでは?と言われるその実力と、ホラーすぎる外見にも注目ですよ!

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ジェネラル・シャドウは不気味だけど魅力的!

ジェネラル・シャドウ、何だかカッコいい名前ですが、どんな敵キャラだったのでしょうか?

実はちょっと、いやかなり不気味なキャラクターなのですが、「俺、仮面ライダーの敵キャラの中でジェネラル・シャドウが一番好きなんだよね」なんていうファンが結構いるんです。

気味が悪いのに魅力的!と思ってしまうのはなのはなぜなのか、あなたもこれを読めば納得できるはずです。

ジェネラル・シャドウはどんな敵?

おぉ…、これはかなりインパクトが強いですよね。昭和の仮面ライダーシリーズには、数々の印象的な敵が登場しますが、その中でもトップクラスの奇抜(きばつ)さです。

しかし、透明なマスクの中の白い顔には血管が浮き出ているし、口は裂けているし、目の周りは青いし…。当時、夢に出てきておねしょをしちゃった子供が何人いたでしょうか。

正直、大人でも怖いです。ハロウィンでこの恰好をするのはオススメしません。本気で怖がられて、お祭り気分が台無しです。

さて、とにかくまず外見が不気味だということをお伝えしたところで、その簡単なプロフィールを紹介します。

ジェネラル・シャドウ

  • ブラックサタンの二代目大幹部
  • 「魔の国」からやってきたジプシーの子孫であり改造魔人
  • デルザー軍団を結成
  • ストロンガーを倒すことだけが目的
  • 武士のように正々堂々と戦うことを好む
  • 攻撃力も高いが、頭もキレる
  • 占いが得意

こんな見た目ですが、ジプシーの子孫という設定、つまり人間の血が入っているのです。確かに他の敵キャラと比べると、人間に近い姿をしていますよね。

ジプシーって聞いたことあるような、ないような…

ヨーロッパ各地で様々なところを転々としながら生きている民族のことを指します。インド北部からヨーロッパへ移動していったとされ、自分たちでは「ロマ」と名乗っています。

シャドウにも少なからずインドの血が流れているとも言えます。カレーを食べている姿なんて全く想像できませんけどね。というか、食事の時はあのマスクは外すのでしょうか?うーん、謎ですね。

しかし、人間なのになぜ改造魔人になってしまったのでしょうか。気になりますよね。

実はシャドウは第一次・第二次世界大戦の戦いの中で活躍をしていたのですが、戦いを続ける中でより強くなろう、強くなろうと自分自身を改造していたようなのです。いくら強くなりたいからって、自分を改造するなんて、ちょっと普通じゃ考えられないですよね。

あまりに自分の身体をいじり過ぎたのでしょう。シャドウは魔の道に落ち、ただの改造人間ではなく、改造魔人となってしまったのです。

ママ
それにしてもなんであんな顔をしているのかしら?
パパ
どうやらシャドウは戦争に出ている時に何度も重傷を負ってしまったらしいんだ。もしかしたらそのせいで皮膚がなくなっちゃって、血管丸出しになっちゃったんじゃないかな。

生きる目的は、ストロンガーを倒すこと

シャドウの初登場は物語中盤の第14話でした。

大切な友達の命を奪った悪の秘密結社ブラックサタンと戦っていた主人公のストロンガーですが、13話で見事大幹部という敵の重要ポジションにいたタイタンを倒すことに成功します。

ストロンガーはどんな仮面ライダー?

主人公の城茂(じょう しげる)は親友がブラックサタンによって命を奪われたと知り、自らその悪の組織に潜入しました。

そこで身体は改造手術を受けますが、脳の手術は受けることなく逃げ出し、改造電気人間仮面ライダーストロンガーとして、ブラックサタンを倒すべく戦います。

大事な友達の仇(かたき)を取るためとは言え、敵から危険な手術を受けるなんて、どれだけ友達想いなのでしょうか。私にはちょっと出来ないかも…。

ちなみにストロンガーの名言はこちら。

天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ!悪を倒せと俺を呼ぶ!聞け、悪人ども!俺は正義の戦士…、仮面ライダーストロンガー!!

「聞け、悪人ども!」ってなんだか正義のヒーローというより、どちらかというと敵のボスのセリフみたいですね。そんなちょっと荒っぽいセリフが多いキャラでしたが、それがまたカッコよかったんですよね。

ブラック(黒)+サタン(悪魔)なんて、いかにも悪の組織って名前だよね

ブラックサタン大首領がボスとして率いる秘密結社。奇械人(きっかいじん)という改造人間を作り出し、サタン虫というドクロとクモを合わせたような虫を人間の内部に入れ込み、その人間を自分の思うがままに動かすことで全人類を支配しようとしていました。

なんとサタン虫は耳から侵入するんです。そんなの考えただけで全身に鳥肌が立ちますよね。恐ろしいことを考える組織です。

タイタンはスーツが似合うダンディな敵!?

ブラックサタンの日本支部の大幹部で、普段は人間の姿をしていて、Mr.タイタンと名乗っています。本当の姿は改造火の玉人間で、頭に大きな目が1つだけ付いているので一つ目タイタンと呼ばれています。

人間の姿の時も改造人間の時も、いつもスーツでカッコよくキメていました。なかなか気取ったキャラクターですね。

ちんみに、タイタンを演じた浜田晃(はまだ あきら)さんは、実は2017年から2018年にかけて放送された仮面ライダービルドの悪役・難波重三郎(なんば じゅうざぶろう)としても出演しているんです。

ビルドはストロンガーから約40年経って放送されたのですが、その渋さは全く衰えていないようです。

タイタンが倒されるとブラックサタンはすかさず新しい大幹部を立てるのですが、それがシャドウでした。

タイタンがブラックサタンの幹部らしく黒をベースにした外見だったのに対し、シャドウは真っ白な全身スーツを着ています。とても対照的ですよね。

実はシャドウはブラックサタンに元々いたわけではなく、外部からやってきた雇われ幹部だったのです。だからブラックサタンなのに、黒ではなく真っ白な見た目だったんですね。

14話でシャドウは雇われた背景を、主人公・茂にこう説明しました。

俺は大幹部を引き受けたが、しかし根っからのブラックサタンでない。お前を倒したいばっかりに、引き受けた。

そう、彼は世界征服などではなく、あくまでも『打倒仮面ライダー』というのが目的でした。その想いはかなり強く、その後の行動からすると、もはや『打倒仮面ライダー』が彼の生きる意味だったと言えるほどでした。

なぜここまでストロンガーを倒したいのか。それについては残念ながら物語ではあまり語られていません。

でも恐らくは、彼は自分より強い存在を認めたくなかったのではないでしょうか。何しろ、強さを求めて魔人になってしまうほど自分自身を改造してきたシャドウですからね。

また、騙(だま)したり、罠(わな)にはめたりするのが得意なタイタンに対し、シャドウはそんなズルい方法ではなく相手と真正面から戦うべきだという考えを持っています。強さを求め続けてきた彼らしい考えです。

大首領はまさにこれまでとは正反対のタイプの大幹部を置いたわけです。それが後々自分の首をしめることになるとは知らずに…。

信頼されない、よそ者シャドウ

ブラックサタンにとってはある意味よそ者だったシャドウは、大首領からあまり信用されていませんでした。

大首領はどちらかと言うとタイタンのようにちょっとズルい方法をとっても別に良いと考えているタイプなので、しばしばシャドウの意見と対立することもありました。

自分が新しくシャドウを大幹部に任命しておいてヒドイと思うのですが、大首領は一度倒されてしまったタイタンを復活させるのです。シャドウとしては立場がないですよね。

というか、復活させられるなら新しく雇わなくてもよかったのでは?なんていうツッコミは、心の中にしまっておきましょう。

さてさて、もちろんタイプが違う二人は仲良く力を合わせてストロンガーをやっつける…わけがなく、ストロンガーを前にしても言い争いを始めるなど、犬猿(けんえん)の仲となります。

ところで「犬猿の仲」 って英語でなんて言うか知っていますか?

お互いをライバル視している、分かり合えない関係を表す「犬猿の仲」という言葉ですが、同じ意味の英語の言い回しがあるのを知っていますか?

「fight like cats and dogs」=猫と犬のようにケンカする、と言うんです。庭にふらりとやってきた猫を追い払おうと、必死に吠える犬、というイメージでしょうか。マイペースな猫と、飼い主に忠実な犬。たしかにタイプが違いますよね。

昔の日本では猿は身近な生き物でしたが、今はあまり出くわすことのない動物なので、英語の表現のほうが分かりやすいですね。

シャドウは「自分こそがストロンガーを倒すんだ」と、タイタンに捕まったストロンガーをわざと逃がしたり、敵なのか味方なのか分からないような行動も起こすこともありました。

しかも逃がしたところでストロンガーを倒してはいないので、まるで自分でゴールを決めたいがために味方にパスを出さず、結局ゴールを外してしまうサッカー選手のようです。ファンから大ブーイングがくるやつですね。

そしてせっかく復活したタイタンでしたが、結局またストロンガーにやられてしまいます。もちろんシャドウはニヤリ。

しかし今度は大首領、最も信頼する最高幹部のデッドライオンを日本に呼び寄せるのです。確かにシャドウも自分勝手なことをしているのでよくないですが、それにしても大首領は彼のことをよっぽど信用していないようですね。

デッドライオンはたった2話分だけ登場して行方不明!?

25話で登場したデッドライオンですが、なんと26話でストロンガーと対戦している最中にいつの間にか消えてしまい、その後一度も登場することなく忘れ去られてしまったという、歴代シリーズ史上最も謎めいた敵なのです。

大首領に信頼されている証(あかし)として、大首領に直接会うことができる者だけが持つペンダントまで付けていて、いかにも重要そうなキャラクターだったにも関わらず消えてしまったのは、個人的には仮面ライダー七不思議の1つだと思っています。

そんななんだか残念な敵キャラについてもう少し詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてくださいね。

大首領から信頼されずにまるで自分の立場を無視するかのような扱いを受けたシャドウは、「もう我慢できん!」とばかりに仲間を集めて反乱を起こします。

時を同じくしてちょうどストロンガーが大首領を倒したこともあり、ブラックサタンという組織は崩壊してしまいました。

パパ
大首領は自分の考えに近い者ばかり可愛がっていたんだ。そういう考えのボスがいる組織って、いずれダメになっていくと思うな。
ママ
色んな考えの人がいるからこそ色んなアイディアが出て、組織としても発展していくのよね。多様性ってとても大切だと思うわ。

シャドウ、デルザー軍団を結成

こうして今度はシャドウが自分のふるさとである「魔の国」から呼び寄せた改造魔人の集団、デルザー軍団がストロンガーの新たな敵となります。

我が計画は見事に成功し、我々デルザー軍団はブラックサタンに取って代わる事が出来た。まず、この事を諸君と共に祝いたい。

こんなセリフとともに、シャドウと7人の改造魔人達はグラスで乾杯するんです。見た目はみなさんかなり恐ろしいですが、なんだかオシャレなことします。でも残念ながら誰もグラスの中身を飲んでいる様子はなかったですけどね。

ところでグラスの中身はなんなのでしょうか。思わず色々と恐ろしい想像をしてしまいます。

7人の改造魔人のプロフィールを見てみよう

それぞれが伝説の魔人や魔物の子孫という設定でした。

鋼鉄(こうてつ)参謀 フィンランドの黄金魔人の子孫。ですが、実際は鋼鉄のボディなので銀色です。頭にはクワガタのような2本の角があります。鋼鉄なのでストロンガーの電気技が効かないという有利なポイントがあります。
狼長官 狼男の子孫。名前の通り、頭は狼ですが、なぜかその頭がオリのようなもので囲われています。そんな頭の狼長官ですが、部下を使って敵の情報を集め、戦略を考える頭脳派。だから大事な頭を守っていたのでしょうか。
荒ワシ師団長 トルコの竜巻魔人エキムの子孫。ワシと名前がついていますが、その顔はどちらかと言うとカラスです。ちょっと卑怯(ひきょう)な行動を取ることが多く、やはり性格も堂々としたワシではなく、カラスと言えるでしょう。
隊長ブランク フランケンシュタインの子孫。フランケンシュタインと同じく、頭の皮膚を雑に縫い合わされたような跡があります。そのせいかは分かりませんが、頭はあまりよくありません。
ドクロ少佐 幽霊騎士の子孫で、イタリアの忍者軍団のボス。実は軍団きっての切れ者です。顔がガイコツで、しかも大きな鎌を持っているので死神のようですが、なぜか後頭部の髪の毛が残っているので、落ち武者のようでもあります。
岩石男爵 スフィンクスの子孫。本当に岩を集めてくっつけたような見た目です。「イワーッ!」という奇声や、「~なんよ」とか「~じゃがね」というしゃべり方から、軍団内でも「単細胞」などと馬鹿にされていました。
ドクターケイト 妖花アルラウネの子孫。ケイトウというニワトリのトサカのような見た目の花がモチーフになっています。花だけに、火に弱いという弱点があります。軍団では唯一の女性ですが、全身が毒なので、男はなかなか近づけませんね。

彼らはなんと全員がこれまでの悪の組織の大幹部クラスの力を持っている、まさに最強の集団なのです。

そんな最強集団ですが、これまでの悪の組織とは全く異なる特徴がありました。それは、首領のような明確なリーダーが存在しないということ。そして、リーダー以下の階級も存在せず、全員が対等な立場にあるということです。

リーダーもいなければ、上下関係もない、みんなが対等。一見良いことのようにも感じますが、組織としてはどうなんでしょう。ちょっとうまくいかない気もしますね。

ママ
あれ?ジェネラル・シャドウがリーダーなんじゃないの?

 

ママと同じように思った方もいるかもしれませんが、彼はあくまでメンバーを集めた時点でのまとめ役に過ぎなかったのです。そして彼はメンバーに対し、「ストロンガーを倒した者がリーダーになる」というルールを提案します。

そう、この軍団はこれまでの悪の組織よりもハッキリと『打倒仮面ライダー』を掲げた集団なのです。単純明快(たんじゅんめいかい)、分かりやすくていいですよね。

しかし超個性的な最強メンバーがリーダーの座をめぐって各々ストロンガーを倒そうとするので、組織としてのまとまりは全くありませんでした。

でも実はこれもシャドウの計画通りだったのかもしれません。お気づきかもしれませんが、そんなルールを提案した時点で、彼が自分自身の宿敵であるストロンガーを倒すためにこの軍団を動かす主導者になっていますよね。

そもそも各々能力が高く、それゆえ人の指示で行動するのは苦手そうなメンバーの集まりです。シャドウが「はい、では私がリーダーです。これから私の言うことに従ってください」と言ったところで、大人しく指示に従うとは思えません。

なので彼はリーダーの座をちらつかせることで、メンバー全員を同じ目的のために行動するように仕向け、さらにはメンバー同士を争わせることで、それぞれが全力でストロンガーを倒そうと立ち向かうようにしたのではないでしょうか。

個人的には彼ら全員が協力してストロンガーに立ち向かったら、一発で倒せたように思うのですが、シャドウとしてはストロンガー1人に対して複数で戦うのはルール違反と考えていたのかもしれません。

なにしろ彼は正々堂々と1対1で戦うことを良しと考える、武士のような信念の持ち主でしたからね。見た目はどちらかと言うと西洋風ですが、心はどうやら和風だったみたいですね。

それにしても、曲者(くせもの)ばかりの彼らを力で支配するのではなく、手のひらで転がすように暗にコントロールしていたのは、シャドウがいかに冷静で頭が良いかを表していますよね。

絶対に外れない、シャドウ占い

突然ですが、あなたは占いを信じていますか?

私は良いことが書いてあるときだけ信じるタイプですが、シャドウは良いことも悪いことも占いで出たことすべてを信じるタイプでした。実はシャドウは自らの行動をトランプ占いによって決定することが多かったんです。

例えばまだブラックサタンの大幹部だった第23話で、同じく大幹部のタイタンに捕らわれていた人質をシャドウは何故か解放してしまいます。その理由がこちら。

  1. 占いが助かると出たから。
  2. 人質をとるやり方が気に入らないから。
  3. ストロンガーが生きているから。

そう、理由の1つは占いの結果で人質は助かると出たから、というものでした。「なんでやねん!」と思わずツッコミたくなっちゃいますよね。

最終的にはストロンガーにやられてしまう運命のシャドウですが、実は自分のその運命もトランプで占っていました。その時はさすがのシャドウも、かなり激しく動揺していました。

彼もその結果だけは外れて欲しかったでしょうね。

最強の敵と言われる、その戦闘能力は?

そんな占いを信じるちょっと乙女チックな彼ですが、ブラックサタンに大幹部として雇われたり、最強魔人たちを呼び集めることができるほど、その戦闘能力は非常に高いものでした。

デルザー軍団のナルシストな改造魔人たちからも認められるほどの実力を持っていたシャドウ。その戦い方をまとめてみました。

シャドウ剣

フェンシングの剣のような細い剣。もちろんただの剣ではなく、ものすごく熱い温度と、逆にものすごく低い温度を交互に発生させ、そのパワーによってあらゆるものを破壊することができます。

ストロンガーとの戦いの中では、ひと呼吸で3発の突きを繰り出す三段突きを見せたこともありました。

フェンシングも2020年の東京オリンピックの競技だよ

ヨーロッパで始まったスポーツ。選手が2人向かい合って立ち、1本の剣で相手の身体に触れることでポイントが付き、決められたポイントを先に取ったほうが勝ちとなります。

防具は伝統的に白で、日本でメジャーな剣道とは正反対です。シャドウの真っ白いスーツは、このフェンシングの防具からイメージされたのだと推測できます。

トランプ

シャドウの武器の一つがトランプ。そう、あのトランプは占いをするためだけに使っていたわけではないのです。

戦闘中には、トランプをまき散らして隠れるトランプフェイドや、トランプを手裏剣のように投げて相手を切るトランプカッター、トランプを爆弾のように爆発させるトランプショットなどの技を繰り出しました。

また、時に巨大トランプに化けて移動することもありました。

分身

ジェネラル・シャドウのシャドウは英語で「影」という意味で、これはシャドウが分身して戦うこともできるということに由来しています。本体と分身した身体がそれぞれかなり遠く離れた位置にいたとしても戦うことも可能でした。

瞬間移動

シャドウはなんと瞬間移動もすることができ、戦いの際にはよく使われていました。相手の攻撃をかわしたり、連続で瞬間移動を繰り返すことで相手を惑わしながら攻撃をしかけるといった使われ方が多かったです。

近づけば剣でやられるし、遠くにいてもトランプで攻撃されてしまう。攻撃をしかけても、分身や瞬間移動でかわされてしまう。

なかなか対策が立てにくい相手ですよね。まるで忍者のようです。それゆえ、ストロンガーも毎度毎度かなりの苦戦を強いられました。

仮面ライダーシリーズにはたくさんの敵キャラが出てきますが、ここまでたくさんの種類の戦法を持っているキャラはなかなかいません。歴代シリーズの中で最強説がでるのも納得ですよね。

デルザー軍団の主導権、奪われる

デルザー軍団には、はっきりとリーダーという立場がなかったものの、実際はシャドウが主導者のような役割を果たしていました。

しかし「自分こそがストロンガーを倒してリーダーになるのだ」と考えているメンバー達の足の引っ張り合いなどもあり、最強の改造魔人達もだんだんと倒されていってしまいました。

何度も言いますが、メンバー同士ちゃんと協力しながら戦っていれば、ストロンガーも倒すことができた気がするのですけどね…。

そしてだんだんと軍団の力が弱まってきた時に登場したのが、マシーン大元帥(だいげんすい)と、その部下であるヨロイ騎士磁石団長です。そして大元帥はメンバーが次々やられてしまっていたデルザー軍団の主導権を奪ってしまうのです。

なんかまた強そうなヤツが出てきたぞ

マシーン大元帥

エジプトのミイラの子孫の改造魔人で、かなりの実力者の持ち主。その力はシャドウも恐れをなすほどでした。

シャドウがストロンガーを倒すことばかり考えていたのに対し、彼は日本を破壊することを目的として様々な作戦を行っていましたが、いつもいつもストロンガー達に止められます。

磁石団長とヨロイ騎士

磁石団長は南米のアマゾンから、ヨロイ騎士はヨーロッパから、それぞれ大元帥が連れてきた魔人です。2人とも再生能力をもっているため、戦いで負傷した時にもその能力で復活しました。

しかし、ヨロイ騎士がヨーロッパから来たのは何となくイメージ通りですが、アマゾンと磁石は何も関係が無さそうさと思ってしまったのは私だけではないでしょう。

大元帥はシャドウから主導権こそ奪いましたが、彼を特に軍団から追い出したり処刑するような真似はせず、組織の中に残しました。

なぜなら大元帥も、シャドウのその実力を高く評価していたからです。むしろ彼の意見を尊重するような場面もありました。

軍団の主導権は握られてしまったものの、シャドウは魔人達からも一目置かれるほどの実力の持ち主だったのですね。敵キャラからの評価をみても、やはり歴代最強クラスの敵と考えて間違いではないでしょう。

そんな強さを持っているシャドウを自分達の仲間にしておいたマシーン大元帥。下手に追い出してしまったらどうなるか、分かっていたのでしょう。

物語の終盤で登場する敵キャラだけあって、賢い選択だったと思います。実力がある者を敵には回したくないですもんね。

ストロンガーとの最後の戦いを徹底解説

そうして軍団には残してもらっていたシャドウですが、ストロンガーに大元帥の計画を話してしまい、案の定そのことがバレてしまいます。

ブラックサタンの時もそうでしたが、相変わらず人の下で働く立場になると必ず敵か味方か分からないような行動をします。こんな人、敵にもしたくないけど、味方にもしたくないですね。

でも「自分がストロンガーを倒すんだ」という想いが強すぎて、そんな行動を起こしてしまうんですよね。もはや「この人、ストロンガーのこと好きなんじゃなの?」と思ってしまうくらいです。ちょっと妄想のしすぎでしょうか。

さて、計画をバラされてお怒りの大元帥は、今度こそ絶対にストロンガーを倒してこいと言います。

今度こそ最後の勝負だ。貴様をやらねば俺が危なくなった。

ストロンガーを倒さなければ、シャドウはいよいよ大元帥に処刑されてしまうということですね。

なんだか自分でまいた種という気がしなくもないですが、こうしていよいよ物語の終盤である第38話で、勝つか負けるかの最後の戦いの火ぶたが切って落とされました。

いよいよ最後の戦い!!

ここからは少しライブ中継風に、最後の決戦の様子をお伝えしますね。

さて、ストロンガーの攻撃を得意の分身でかわすシャドウ。さらにトランプでストロンガーを惑(まど)わします。

巨大トランプのキングから、あの不気味な顔がひょっこり出てきます。あれ、「はい、ひょっこりはん!」という芸人さんのネタがあったような…。最後の大事な決戦なのですが、なかなか奇妙な光景でちょっと笑ってしまいます。

しかもよく見てみるとこの巨大トランプ、微妙に1枚1枚キングの顔が違っているんです。

ママ
1枚ずつ手書きしたのかしら??
パパ
きっとコピーするとお金が掛かるから、製作費を節約したんだよ!!

ちょっとトランプネタで脱線してしまいましたが、その後ストロンガーは間違ったトランプを攻撃してしまい、炎に包まれてしまいます。そしてお決まりの大爆発です。

これで勝負がついたかと思いきや、さすがは正義のヒーロー。実はまだ倒れてはいませんでした。ダメージは受けているものの、再度登場します。

今度は接近戦となり、シャドウは得意の剣で戦います。シャドウはさすが、見事な剣さばきです。ストロンガーは跳んだり転がったりしながら、なんとかかわします。

やはりこのままでは勝てないと思ったのでしょう。ストロンガーはより強い身体になるようにチャージアップ、すなわちパワーアップをします。頭についている角がホワイトシルバーに変わって、よりカッコよくなりました。

相手がシャドウなのだから、最初からパワーアップした状態で戦えばいいじゃないかと言う人もいるかもしれませんが、このパワーアップには「制限時間が1分」という難点があるので、残念ながらむやみには使えないんです。

そしてストロンガーはパワーアップした身体で超電ドリルキックを繰り出します。いかにも大技、という感じの名前ですね。大技らしく、キックしている足の裏からは炎が出ています。どういう仕組みかは謎ですね。

実はこの技はデルザー軍団の1人、ドクロ少佐を倒したときの技だったのですが、シャドウはその衝撃は受けたものの、ググッと足を踏ん張り倒れません。さすがです。この技でやられてしまうだろうと思って観ていた当時の子供たちもびっくりしたでしょう。

最終的にはストロンガーの必殺技である超電稲妻キックと、同じくパワーアップしたシャドウの攻撃が、同時にそれぞれの身体に当たります。

そして…。

勝った…。デルザー軍団、バンザーイ!

シャドウはまさに万歳のポーズでそう叫び、ものすごく派手に大爆発してしまいました。

一方の勝ったストロンガーもパワーアップした状態で大技を2つも繰り出したため、エネルギーが切れてしまいフラフラになってしまいました。こんな言い方をしたら可哀想ですが、歴代の仮面ライダーの中でも、気絶しそうになるまで追い詰められたのは彼くらいです。

最後はストロンガーの勝利となったこの戦いですが、パワーアップした状態での必殺キックを受けても一度では倒れず、ギリギリまでストロンガーを追い詰めたシャドウはやはり相当な実力の持ち主だったと言えるでしょう。

デルザー軍団が乗っ取られてしまったために、ストロンガーにとっての最後の敵ではありませんでしたが、その戦いっぷりはまさにラスボスでした。

しかし、命がつきる最後の瞬間にデルザー軍団の名前を叫んだシャドウは、どんな気持ちだったのでしょうか。あまりチームワークはよくありませんでしたが、自身の『打倒仮面ライダー』という目的のために共に戦ったメンバーのことを思い返していたのでしょうか。

そしてシャドウは最後、「勝った」と言っていますが、実際にはストロンガーは生きていました。最後の見栄っ張りだったのかもしれませんが、本当に勝ったと思っていたなら、シャドウはきっとあの世で悔しがっているでしょうね。

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ジェネラル・シャドウの声を担当したのは誰?

あれほど不気味な見た目のジェネラル・シャドウですが、実はその声はとてもダンディでした。

私自身はその声から、いつも冷静で自信にあふれているような印象を受けました。女性ならメロメロに、男性でも憧れてしまうような素敵な声です。

そんな魅力的な声の主は、声優・俳優・ナレーターとして活躍する柴田秀勝(しばた ひでかつ)さんです。

柴田秀勝さんとは?

シャドウの声を担当していた柴田さんのプロフィールを見てみましょう。

柴田秀勝(しばた ひでかつ)

  • 東京都(当時東京市)浅草出身
  • 麻布中学・高等学校卒業
  • 日本大学芸術学部演劇科卒業
  • 青二プロダクション所属
  • 声優のマネージメントなどを手掛けるREM株式会社の代表取締役会長

浅草出身の柴田さんはバリバリの江戸っ子と言えるでしょう。

ご出身の麻布中学・高等学校は毎年東大合格者を100名ほど出している名門校で、福田康夫(ふくだ やすお)元内閣総理大臣やアナウンサーの桝太一(ます たいち)さんなど、卒業生が幅広い業界で有名人となり活躍しています。

また所属されている青二プロダクションも業界きっての声優事務所で、ドラゴンボールの悟空の声で有名な野沢雅子(のざわ まさこ)さんも所属している日本を代表する声優事務所です。

最近では人気の職業の一つとなった声優業ですが、柴田さんは危機感を持って後輩育成に力も入れておられるようです。

若い人たちの演技はどうしても底が浅いような気がしてならない。

映像に声をあてる、という事だけはむしろ僕らよりうまい人もいます。
でも残念ながら心を演じていない、人間を演じきれていない。つまり、「らしく」演じる類型芝居ってやつですね。

これは2002年の声優グランプリという雑誌の中で柴田さんが語った言葉です。

このような信念を持っている柴田さんだからこそ、あのシャドウを不気味なのに魅力的というキャラクターにできたのでしょうね。

あのキャラも?このキャラも!?

日本を代表する声優である柴田さんは、特撮だけでなく、多数のアニメや映画の声優、ナレーションなどを担当してきました。

数ある活躍の中から、私個人が「これは!」と思ったものを、セリフとともにほんの少しだけご紹介しましょう。

モンキー・D・ドラゴン(ONE PIECE)

ルフィの父であり、革命家のドラゴン。外見は全然違いますが、どこかシャドウにもつながる雰囲気がありますよね。

この重要なセリフをあの声で言われたら、確実にシビれますね~。

三代目火影 猿飛ヒルゼン(NARUTO-ナルト-)

教授(プロフェッサー)とも呼ばれていた、ナルト達がいる木の葉隠れの里の三代目リーダーで、歴代最強と言われていたキャラクターです。

みんなから尊敬されていた三代目火影のこのシブ~いセリフ、柴田さんの声にぴったりだと思います。

パパ
柴田さんの声はダンディでカッコいいだけじゃなく、深みがあって、セリフ一つひとつが心に響くんだよな。

お酒も似合う柴田さん

なんと柴田さんは、新宿歌舞伎町のゴールデン街でバーのマスターも務めているのです。

こちら「突風」というお店なのですが、残念ながら会員制バーということで、気軽に入れるお店ではないようです。

柴田さんと同じような声優、俳優さんや、芸能業界の人がたくさん訪れるようですよ。

全身白スーツの中の人は?

全身白のぴちぴちスーツが特徴のシャドウですが、もちろん中は普通の人間です。

あんな血管だらけの顔にされて、なぜかカプセルのようなマスクまでつけさせられていたシャドウのスーツアクター(中の人)はどんな人なのか、見ていきましょう。

ジェネラル・シャドウのスーツアクターは河原崎洋央さん

シャドウを演じていたのは、河原崎洋央(かわらざき ひろお)さんです。

河原崎洋央(かわらざき ひろお)

  • 1953年4月29日生まれ
  • 静岡県出身
  • 大野剣友会の元会員
  • 仮面ライダー2号のスーツアクター他、1970年代から80年代の特撮作品に出演

河原崎さんは、仮面ライダーシリーズにはなくてはならない存在だった大野剣友会のメンバーだったんですね。

仮面ライダーをリスペクトする大野剣友会の約束事とは!?

大野剣友会は、時代劇などでの戦いのシーン、殺陣(たて)のプロであった大野幸太郎(おおの こうたろう)がつくった、アクションを得意とする演劇集団です。

仮面ライダーをはじめ、多くの特撮作品でヒーローや怪人、戦闘員のスーツアクターとして活躍しました。

仮面ライダーストロンガーでストロンガーの相棒、電波人間タックルを演じていたのも、大野剣友会のメンバーだったんですよ。

しかし殺陣での出演と違い、スーツアクターは視聴者からは顔が見えません。

大野剣友会のメンバーは当時、俳優を目指していた若者も多かったので、ヒーローと言えどもマスクを被って出演することに抵抗を感じていた人もいたようです。

そこで設立者の大野さんは、以下の約束事をメンバーに守らせてたと言います。

1、たとえ吹替えでも、仮面ライダーに入らせてもらえることを最高の名誉と思え

2、仮面ライダーを着させてもらえたものは、人の見ているところで煙草を吸ったり、寝そべったり、立ち小便などをしてはならない。それは主役であることの誇りを傷つける行為である。

3、脱いだ面を、地面に置くなど軽率に扱ってはならない。主役には必ず付き添いがつき、脱いだ面も靴も上座に安置せよ。面、靴といえども、我々全員が飯を食わせていただくスターさんであるからである。

仮面を被って素顔が見えなかったとしても、あなたは子供たちの憧れである正義のヒーロー仮面ライダーという主役なんですよ、ということを伝えたかったのでしょうね。

また、ジェネラル・シャドウの他に河原崎さんは仮面ライダーV3における仮面ライダー2号のスーツアクターでもありました。

さらに仮面ライダーストロンガーの前作、仮面ライダーアマゾンではジェネラル・シャドウとは全く異なる意味で衝撃的な敵のボスである十面鬼ゴルゴスの1つの顔も演じていました。

え?1つの顔って?と、十面鬼ゴルゴスが気になっちゃったという人は、こちらをチェックしてみてくださいね。

シャドウを演じた思い出

河原崎さんはシャドウを演じた時を振り返り、演じた役の中で一番大変だったと話していました。

実はあの血管だらけのシャドウの顔は、目だけくり抜いてあるゴム製の被り物なのです。つまり河原崎さんは、ゴムの被り物の上にさらにプラスチックのカプセルを被っていたことになります。

想像してみてください。マスクの上からさらにマスクです。そう、めちゃくちゃ暑そうだし、絶対息しづらいですよね。しかもその二重マスクの状態で、仮面ライダーと戦ったりしなくてはならないのです。

映像では時々、透明のカプセルが息で曇っていたり、汗で目の周りのメイクがドロドロに溶けている様子もうかがえます。

ちょっと注目してみてくださいね。

パパ
マスクから見える目はもちろん河原崎さんの目なんだけど、目の動きが特徴的だったな。マスクだから表情が変わらない分、すべて目で語っているって感じだった。
ママ
シャドウに限らず特撮ものは、声優とスーツアクターの素晴らしいコンビネーションで成り立っているのよね。
パパ
そうそう。特撮ものはただ物語を楽しむだけじゃなくて、声や中の人にも注目すると、何倍も面白いんだよ。本当に特撮は奥が深いんだよな~。

 

ジェネラル・シャドウが登場する仮面ライダーストロンガーの「1話〜最終話」を今なら全話まとめて無料で見れます↓↓

まとめ

  • ジェネラル・シャドウは仮面ライダーストロンガーの宿敵
  • 戦闘能力がとても高く、ストロンガーをギリギリまで追い詰めた
  • デルザー軍団の魔人達をうまくコントロールするなど、頭脳レベルも高い
  • 他の魔人達からも一目置かれていたほどの実力の持ち主
  • ダンディな声は柴田秀勝さん、スーツアクターは河原崎洋央さんが担当

ジェネラル・シャドウは不気味なルックスでしたが、主人公を倒しかけたほどの実力や、魔人達をうまく動かす頭の良さ、そして落ち着いていてどこか紳士的な態度から、最も魅力的な敵キャラと言えるでしょう。

最後はマシーン大元帥にその座を奪われてしまったのがとても残念ですが、シャドウは主人公の敵として仮面ライダーストロンガーの物語を大いに盛り上げたことは間違いありません。

まさに、シャドウなくしてストロンガーなし。魅力たっぷりな悪役、シャドウの活躍をぜひチェックしてみてくださいね。

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◆昭和の仮面ライダー

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子供の思い出の為に今すべきこと

子供が大好きなキャラクターショー!子供にとってキャラクターとのふれあいは一生の宝。僕も昔にデパートの屋上であったキャラクターショーにつれていってもらった思い出は今でも覚えています。

子供ながらに感動しっぱなしだったなぁ。

スマホやPSP,任天堂DS、switchなど今はたくさん遊ぶものがありますが、キャラクターショーには心の中に一生残る魅力があります。

子供の為にも親として一度は連れていってあげて欲しい。

面倒臭いあなたの為にキャラクターショーの全てを調べました。

子供の心に残る一生の思い出を作るキャラクターショーはこちらです↓

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