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仮面ライダーキバは現在と過去に舞台が分かれて物語が密接に絡み合いながら進んでいきます。

バイオリンをめぐって繰り広げられる父と子の悲しみと愛にあふれる物語。それが仮面ライダーキバです。今回はそんな仮面ライダーキバのバイオリンに着目してまとめてみました!

バイオリンにまつわるエピソード

仮面ライダーキバには、ブラッディ・ローズブラックスターという2つのバイオリンが登場します。このバイオリンをめぐって現在と過去で物語があり、それぞれの物語が交差していくのがキバの見どころの一つです!

過去編の主人公は紅 音也(くれない おとや)。天才的なバイオリニストであり、仮面ライダーイクサとして敵であるファンガイアとの戦いに身を置きます。

一方、現在編の主人公は紅 渡(くれない わたる)。音也の息子です。父の遺したバイオリン『ブラッディ・ローズ』を超えるバイオリンを作るためにバイオリン職人として修業を続けていました。

ブラッディ・ローズとブラックスターとはどんなバイオリンだったのか?そして、バイオリンを通じて物語はどのように進行していくのか、そのエピソードについて解説していきたいと思います!

親子をつなぐバイオリン『ブラッディ・ローズ』

これがブラッディ・ローズです。とても美しいバイオリンですね!綺麗に縁取りしてあるし、色も綺麗です。そして、スクロール部に女性の顔が彫刻されているとても珍しいデザインとなっています。

天才的なバイオリン奏者だった音也がファンガイアのクイーンである真夜(まよ)の指導のもとに「自分にふさわしいバイオリンを作ろう」と製作したバイオリンなんです。

天才バイオリニストにふさわしいバイオリンってどんなものだろう?と気になって調べてみると、天才と呼ばれるこんな方がいました。

木嶋真優(きしま まゆ)

  • 1986年12月13日生まれ
  • 幼少期からバイオリンを習い、13歳でケルン音楽大学に留学
  • 数々のコンクールで最高位を獲得
  • ヨーロッパ各地で演奏活動を行い、3枚のアルバムをリリースしている

木嶋さんは1699年製のストラディバリウスを使われていて、相場は10~12億円だそうですよ。「値段」ではなく「相場」となっているのは、オークションによって変動があるからだそうです。

しかも音也はただの天才ではなく「100年に1人の才能をもつ」とまで言われているので、それにふさわしい楽器となるともはや想像を超えてしまいますね。

『ブラッディ・ローズ』の物語

このブラッディ・ローズにまつわるエピソードについてご紹介したいと思います。

時は1986年。人間に化け、人間の生命エネルギーであるライフエナジーを吸って生きるファンガイアとそれを倒そうとするハンターが戦いを繰り広げていました。

バイオリニストとして100年に1人の才能を持つ音也は、腕利きのハンターであるゆりと出会い、仮面ライダーイクサとしてファンガイアとの戦いに身を置くようになります。

そして2人は恋人になるのですが、ゆりは音也の音楽を理解できずにいました。

その後、音也はファンガイアのクイーンである真夜に一目ぼれしてしまいます。真夜は音也の音楽を理解していました。

音也としては、ゆりのことは好きだったけど、自分の音楽を理解してくれる女性を心の底で求めていたのかもしれませんね。

好きな人に自分の能力を認めてもらいたい、わかってほしいというのはいつの時代も変わらないものだと思うのです。

そんな真夜は音也に、自分にふさわしいバイオリンを作るように提案し、音也と真夜は世界で1つのバイオリン製作をはじめることになりました。

はじめは真剣みのない音也でしたが、次第に真剣になって真夜のアドバイスを守り製作に没頭していきます。しかしこれが原因で、ゆりとの関係にヒビが入ってしまい2人は別れることになってしまいました。

音也は何かにとりつかれてしまったかのようにバイオリン作りに没頭し、ボロボロになりながら、音也と真夜という2人の命と魂をこめたバイオリン『ブラッディ・ローズ』が完成しました。

その集中力もすごいですよね!ここからもバイオリンにかける情熱と愛情が感じられます。

本体が出来上がると音也は「全ての人間が心に奏でている音楽を守りたい」という祈りをこめて完成させ、真夜の見守る前でブラッディ・ローズを演奏しました。

「人間はみんな、心に音楽を奏でている。俺はその音楽を守りたい」

その祈りをこめられ、あたかも光り輝いているかのようなブラッディ・ローズをみて、真夜は完成を確信しました。そしてブラッディ・ローズの製作をきっかけに音也と真夜は惹かれ合い、恋人となりました。

しかし、運命とは悲しいもので、ファンガイアは人間と恋をするのは禁止されていたのです。

確かに、ファンガイアは人間のエナジーを食料としていますから、その食料の源である人間とファンガイアが結ばれることになったら、他のファンガイアにも示しがつかないですよね。

それでも互いに求めあう音也と真夜でしたが、ファンガイアキングは大激怒して真夜のファンガイアの能力を奪ってしまいました。

一方、現代である2008年では音也と真夜の息子である紅渡(くれない わたる)がブラッディ・ローズを受け継ぎ、それを超えるバイオリンを作るため、バイオリン職人として研究を重ねる日々を送っています。

「バイオリンが名器になるかどうかの決め手は、そのバイオリンに塗るニスにかかっている。ニスは見た目を綺麗にするだけでなく、音の波動を伝えやすくする役割も果たしているのだ」と、ニスの材料として様々なものを集めていました。

例えば、魚の骨・木の板・ムカデ・だし汁など・・・。その材料を煮込むことで発生した悪臭により、周囲に不審者だと思われていました。

さらに自分が『この世アレルギー』と錯覚していた為、防護メガネにニット帽にマスクといった姿で出かけるので、周囲から「お化け太郎」と呼ばれて変人扱いされてしまいます。

この世アレルギー
今の世界に存在している生物の免疫機能(病気から守ろうとする力)が強い反応を起こしてしまい、マスクをはずした時に場合によっては命にかかわる病気です。という説明を渡は受けたようですが実際には存在していません。

こんな事を言われていたら怖くて外に出る為に完全防備をしてしまいますよね。むしろ、大人になっても信じている渡は純粋過ぎるのかも?

ママ

ムカデエキスが塗られているバイオリンなんて、いくらいい音でも触りたくないわ・・・!

パパ

渡は、ムカデとかまで使ってしまうほど必死に研究していたんだろうなあ。

渡はバイオリン職人としてだけでなく、壊れたバイオリンの修理を行っており、その筋の人間では名前が知られています。

またバイオリンの演奏に関してもかなりの腕前を持っていました。作中で何度か渡が演奏するシーンがあるのですが、やはり音也の息子ですね!とても上手く音色もどこか音也に似た響きを感じて、親子だなぁと感じました。

あるとき、22年前に逃したファンガイアが再び出現します。ゆりの娘である麻生恵(あそう めぐみ)が戦いに挑むも、圧倒されてしまいます。

そんなピンチのとき、ブラッディ・ローズの弦が突然震えはじめ、不思議なメロディーを奏でて渡に知らせます。それを聞いた渡は本能に導かれるままにファンガイアの元に向かいました。

そして、コウモリ姿のキバットが渡にかみついた瞬間、渡の体は鎧(よろい)に包まれて仮面ライダーキバに変身し、ファンガイアとの闘いに身を投じていくようになります。

キバットとは?
代々ファンガイア一族に仕えることを使命とするキバット家のモンスター。渡が幼い頃からの付き合いで、極度の人見知りである渡にとっては気兼ねせずに会話できる数少ない相手。

渡に噛みつくことで、魔皇力(まおうりょく)と呼ばれる力を注入し、渡の体内の魔皇力を活性化することで渡は仮面ライダーキバに変身する。

不思議なのは、ファンガイアの出現を教えるブラッディ・ローズの音色は渡がどこにいても聞こえるんですよ。そしてなぜかブラッディ・ローズはファンガイアの出現に反応するんですね。

これらの謎は本編では明らかになっていないのですが、キバットが渡に「おまえ何のために戦ってきたんだ?」と聞いたとき、渡は「ブラッディ・ローズから戦えと声が聞こえる」と答えていました。

ママ

私たちには、ブラッディ・ローズの不思議なメロディにしか聞こえないけど、渡には『戦え』って言っているように聞こえるのね。

パパ

ブラッディ・ローズは音也と真夜の魂がこめられているから、この不思議なメロディは音也の「ファンガイアを倒す」という魂の叫びなのかもしれないね。

現代編で後にブラッディ・ローズにヒビが入ってしまい、本来の音が出なくなってしまいます。渡が修理にあたるのですが、バイオリンの修理に何かが足りないようです。

何が足りないのかと考えている渡に、父親の古い友人が「音也はそのバイオリンに祈りをこめていた」と教えると、渡は音也の遺志を探るようにブラッディ・ローズを弾き始め音也の祈りに気づきます。

「僕は僕の音楽を見つけたい。そうすれば、 もっと強くなれると思うから。そして、僕の音楽でみんなを幸せにしたい。」

ブラッディ・ローズを弾くことで、父のこめた祈りを知ることができるなんてすごいですね!まるでブラッディ・ローズと会話をしているようです。

そして、渡は自分の祈りをこめることでブラッディ・ローズの修復に成功しました!

ブラッディ・ローズは、最終話で渡が名護啓介(なご けいすけ:現代版の仮面ライダーイクサ)と恵の結婚式でお祝いのメロディーを奏でる際にも使われています。

息子である渡のバイオリン曲「渡」

これが渡が作品中に父親である音也を思い起こしながら弾いていた曲です。この曲には父に対する思いがあふれているのでしょうね。

どうでしょうか?さすが天才バイオリニストの息子だけに上手ですね!曲の美しさと悲しみが伝わってきます。

一人の男を変えた!?バイオリン『ブラックスター』

この左下の黒いバイオリンが、もうひとつのバイオリン「ブラックスター」です。黒いニスが塗られ、名前の通り黒い星のような輝きがありますね。この重厚さただようバイオリンには秘密がありました。

バイオリン修理の専門家である大村武男(おおむら たけお)によってブラックスターが製作されたのは、なんと200年前なんです。そう、大村はファンガイアの人間態だったんですね。

100~200年前に製作されたバイオリンというのは完全に板が乾燥しているので、新しいバイオリンでは絶対に出せないような美しい響きを出すことができるんです。

西暦1800年以前に作られたバイオリンは「オールドバイオリン」と呼ばれていて、腕の良い職人によって作られ、なおかつ保存状態が良い(良い音が出る)ものだと4,000万~8,000万円の値段がつくようです。

かの有名なG.B.ガダニーニやストラディバリウスとなるとその価値は8,000万~20億円となり、こうなると演奏を楽しむよりは文化遺産として大切に保管されることになるのでしょうね。

ちなみに腕の良い有名なバイオリン製作者はイタリアに集中しているので、いくら200年前とはいえ日本人の大村ではその価値は…おっと大村の正体はファンガイアでしたね。

魔物が製作したバイオリンということになれば、その価値はストラディバリウスのさらに上をいくかもしれません。

『ブラックスター』の物語<過去編>

https://twitter.com/tyraidaqr/status/613293723087060992

これはブラッディ・ローズがまだ完成する前の話。音也はファンガイアの人間態でバイオリン修理の専門家である大村武男に出会います。

大村はバイオリン『ブラックスター』の製作者であり、投資のためや才能のない人にブラックスターが渡ることが許せず、所持している人を襲い続けていました。

でも音也との出会いは大村を大きく変えることになりました。音也の演奏を聞いた大村は「感動で体が、いや魂が震えた。」と感動し、音也こそブラックスターを持つのにふさわしい腕だ!と認めます。

しかし音也は、「こいつは俺が持つべきものじゃない。こいつは俺を求めていない、悪いな。」と断ってしまいました。

ママ

音也ぐらいのレベルになるとバイオリンの声を聴けてしまうのかしら。

パパ

これを言われたら、大村も言い返せないだろうなあ。そのあとの大村の反応が気になる!

断られた大村は、音也が真のバイオリニストだったならば、いずれ名器を手にすることになる。と予言し音也の音楽があれば、人を襲わないように我慢できる!と約束をしたのです。

しかし、人を襲わないと約束したにもかかわらず、大村はゆりたちハンターに襲われてしまいます。そんな大村を音也は逃がし、大村はボートで海に向かいました。

大村は、「これからは紅音也の音楽の中で生きていく」と改心し、重しをつけてブラックスターを海に沈めてしまいました。

あれだけこだわっていたブラックスターを自ら海に沈めてしまうなんて、すごい覚悟が感じられますね!

天才バイオリ二スト音也のバイオリン曲「音也」

これが、大村の人を襲いたい気持ちを抑え、真夜が愛した曲です。美しい中にも悲しみが感じられる曲で、聴いていると、とっても切なくなります。やはり100年に1人の才能なだけあって演奏もとっても上手で、心に刺さりますね。

思わず何度も聞きたくなってしまいます。これを聞くと心が落ち着くといっていた大村の気持ちがよくわかりますね。

『ブラックスター』の物語<現代編>

その後大村はどうなったのでしょうか?本当に人を襲わなくなったのでしょうか。気になりますね。次は現代での大村にまつわるお話をしていきたいと思います。

現代では、渡はバイオリン製作でどうしても父の作ったブラッディ・ローズに近づくことができず、壁にぶち当たっていました。そこに大村がやってきます。

大村は、音也が作り上げたブラッディ・ローズをみて感動します。22年前の音也との会話が想い起されていたのでしょうね。音也は、大村が予言したとおりの名器を手にしていたのです。しかも自ら作ったっていうことも驚きだったでしょう。

大村はブラッディ・ローズをみて思い悩む渡に、「君はこのバイオリンを目指してはいけない。君のバイオリンを作るんだ」と諭します。

その言葉に共感した渡は大村に製作指導をお願いすることにしました。

ママ

『君は君のバイオリンを作るべきだ』って言葉、なんか染みるわ。どんなに憧れても自分は自分にしかなれないのよね、結局。

パパ

深い言葉だよね。仮面ライダーの名言の一つかもなあ!

後に、大村がファンガイアであると渡にバレてしまいます。渡は、大村に本当に人を襲わないのか?と聞きますが、大村は「音也の演奏を聴いて変わった」「聴いていると人を襲おうとする衝動を抑えることができる」と言って、音楽プレイヤーで音也の演奏を渡にも聞かせます。

渡「凄い・・・なんて優しくて暖かいんだ。こんな演奏が出来るなんて、まさか・・・。

大村「そうです、私がこの演奏を聴いたのもまさにこの場所だった。22年前、私は約束したんだ。君のお父さんと・・・。」

22年前の過去のエピソードとここでリンクするんですね!

ママ

音楽は人を癒し、人を変えてしまう力を秘めているのね。そんな昔の約束をずっと守り続けているなんて、音也の絆の深さを感じるわ。

パパ

同じ場所でっていうのもすごいよなあ。渡と大村の出会いは必然であり、音也と渡の運命を感じるよな。

実はこの後、名護によって大村のヘッドホンが破壊されてしまいます。音也の音楽を聴けなくなってしまった大村は人を倒したい気持ちを抑えることができなくなりました。渡は大村を守ろうとしましたが、名護によって倒されてしまいます。

渡「大村さん!本当にもうお別れなんですか。僕どうしたらいいんですか。まだ大村さんに教わりたいこといっぱいあるのに」

大村「君ならできる。自分の力を信じなさい。君の中には、あの偉大なお父さんが住んでいるんですから」

渡「大村さん・・」

大村「いいんです。君のお父さんとの約束を守れなかった私が悪いんですから」

うーん、このときばかりは、名護ひどいやつだな!って思ってしまいました。大村は音也の音楽で約束通り人を襲わず生きていたのに。音也の音楽が聴けないようにヘッドフォンを壊してしまうなんて。

これも名護の正義なのかもしれないけど、悲しすぎる結末です。

海に入っていった大村は砕け散り、その破片はキラキラと光りながら海に沈むブラックスターにふりそそぎました。

ママ

大村は音也との約束をずっと守り続けていたのに、こんな終わり方悲しすぎるわ。

パパ

沈んだブラックスターと同じ場所っていうのがまた悲しいよなあ。

渡が過去に行き音也と出会う親子の物語

「この世アレルギー」と思い込み、極度の人見知りだった渡は現代の仮面ライダーイクサとして戦う名護に弟子入りし、現代のファンガイアのクイーンである深央(みお)との関わりで徐々に性格が変わっていきました。

しかし、そんな中、敵の策略により渡は深央を自分の手で殺してしまったと思い込んでしまいます。渡は自分が生まれてこないようにするため過去へ戻りました。そして過去で、親である音也と真夜に出会います。

音也は、自分の息子であると言って突然現れた渡にはじめは困惑しましたが、渡はテーブルの上のバイオリンケースの中におさまっていたブラッディ・ローズを手にとり、「ブラッディ・ローズ・・・昔も今も同じ輝きだ」と言いました。

音也は渡がブラッディ・ローズの名を知っていることに驚きます。ブラッディ・ローズの名前は、音也と真夜しか知らないはず。

渡は「知ってるよ!父さんが祈りをこめて作ったバイオリンだから」と答え、これをきっかけに音也と渡は次第に打ち解けていきました。

ママ

ここでもブラッディ・ローズが親子の仲をつなぐのね!

渡は父親・音也と母親・真夜の恋愛を阻止しようとしますが、2人は愛し合うことをやめません。そんな中で、ファンガイアキングが現れて、音也と真夜を襲いました。

渡はエンペラーフォームに、音也はイクサで戦いますが全く歯が立ちません。音也は闇のキバの力を使って、一度変身したら命がないと言われているダークキバに3回も変身して渡と一緒にキングを倒します。

渡は勝利に喜びつつもダークキバに変身した音也を気遣います。すると、渡の体が消え始めてきました。渡は音也と別れたくないと必死に訴えますが、音也は毅然として息子を突き放すのです。

音也「お前は、俺がブラッディ・ローズに込めた祈りを聞いたんじゃないのか?」

渡「僕も同じ祈りを込めたよ!人は音楽と同じ それを守りたい!そうやって生きていきたい!」

音也「わかってるじゃないか さぁ それでいい!」

渡「その音楽はどうやったら聞こえるの・・・?」

音也「甘えるな!それは自分で考えろ・・・渡」

そして、渡は完全に消え、現代へと戻ってしまいました。音也は、死にそうなぐらい苦しいのに我慢して話していたようです。

音也「息子の前で、格好悪い姿見せられねぇからな・・・」

強がる音也、かっこいいです。

場面は代わり、どしゃぶりの雨の中、犬と一緒に雨宿りしているゆりの前に音也が現れました。

音也は前にゆりが作ってくれたオムライスのレシピを聞きます。「最後に隠し味で愛情を入れる」と小声で答えたゆり。

音也「ゆり お前に会えて本当に良かったと思ってる!」

ゆり「今頃、何言ってんだっ!」

音也「お前は、笑顔が一番似合っている!ほら!早く帰るんだ 濡れたままじゃ風邪ひくぞ!もうすぐ雨は止む・・・」

傘を投げる音也。すると雨がやんで・・・虹がでました。「音也、虹だ!」ゆりが振り返ると、音也は消えて、傘だけが残っていました。

また場面が代わり、平和そうな美しい野原でオムライスを作る音也。できたオムライスを真夜の前に置き、

音也「仕上げとして最後に愛情を注ぎ込むんだが俺の愛情といえば

真夜がうなづき、音也がバイオリンの演奏を始めました。

音也「聞こえるか 俺の音楽が」

真夜「聞こえるわ あなたの音楽が 私の胸の中に ずっと鳴り響いている」

音也「そうか・・・それでいい・・・それが本当の音楽だ・・・」

そして、真夜の胸の中で音也は眠りにつきました。

ママ

音也の最期が泣けるわ。最後にゆりに出会えてよかったって伝えているのにも感動したし、最後に真夜にバイオリンで愛を伝えるのも泣ける。

パパ

愛する者の為に命をかけて戦い抜いたヒーローの中のヒーロー。そして男の中の男だった。泣けるな。

いやあ、かっこよすぎます、音也。仮面ライダーシリーズの中で初めて泣いたって言っている方もTwitterでみかけました。

最後までバイオリンと音楽を愛し、愛する者のために戦ったヒーローでしたね。

そんなバイオリンにまつわる仮面ライダーキバの「1話〜最終話」を今なら全話まとめて無料で見れます↓↓


仮面ライダーキバに登場するバイオリン曲は?

仮面ライダーキバの音楽は、作品の主軸にバイオリンが置かれているため、クラシックを盛り込むことに意欲的で、ファンガイアが登場する西洋感の強い世界観ととてもよく合っています。

そんな仮面ライダーキバに登場するバイオリン曲についてご紹介したいと思います。

3話で音也が「俺の演奏は一曲十億ドルだ。つりはいらねえ。」って歌いながら弾いていたのは『ツィゴネル・ワイゼン』という曲で、クラシック好きの人なら知っている有名なバイオリン用の演奏曲です。

その他の作品中で音也が弾いている曲は番組独自のオリジナル曲で、作曲は斉藤恒芳さんが手がけています。

斉藤恒芳(さいとう つねよし)さん

元クライスラー&カンパニー。「電脳コイル」や「アイドルマスターXENOGROSSIA」でも活躍しています。

音也が弾いていたり、渡が父親である音也を思い起こしながら弾いたり・・と作品中で何度もこの曲が流れるのですが、心に染み入るような、本当に美しく憂いを帯びた素敵な曲です。

渡が弾いていたのは「渡」、音也が弾いていたのは「音也(のエチュード)」という曲で、親子の設定だけに、似たような雰囲気をうまく出しています。

この2曲は一部分だけを聞くと同じ曲のように聞こえますが、ところどころメロディが違うのでそこを聞き比べてみるのも面白いと思います

「音也」と「渡」をもし2人同時に弾いたらどうなるの?

作品中ではそういったシーンはなかったのですが、音也と渡がもし二人で弾いたらどうなる?ということをやっているyoutubeの動画を見つけました。

めちゃくちゃかっこいいですね!そして本当に親子よく似ているなあって感じます。2人で演奏するシーンが劇中にもあったらよかったななって思いました。

親子の共演を果たせず、音也が亡くなってしまったのを思うと、やはりせつないですね。

この2曲を聞けるサウンドトラックも発売されていました!

「仮面ライダーキバ」の音楽が収録されているオリジナルサウンドトラックも発売されています。

音也と渡の美しいバイオリン曲はもちろんのこと、キバのテーマ曲、歴代最強といわれるライダーキックのテーマ、ファンガイアの妖しげな音楽も網羅されています。

仮面ライダーキバの音楽はスピード感や独自性があり、時には意外性もあって、驚かされました。バイオリンをテーマにしているだけあって、音楽にもかなり力を入れていたように感じます。

ちなみに、楽譜も探してみたのですが、バイオリン曲の楽譜を見つけることはできませんでした。youtubeでは『弾いてみた動画』がいくつか存在しますが、全て耳コピで弾いているようです。


映画『仮面ライダーキバ~魔界城の王~』に登場するバイオリン曲

劇場版「仮面ライダーキバ~魔界城の王~」は、本編のパラレルワールド的な位置づけでストーリーが進行します。

この映画のラストシーンで渡と音也がなんと親子でバイオリン演奏会を開きます。本編では叶わなかった親子の共演ですね!

客席には恵とゆりもいます。演奏が終わり、ゆりは渡に、恵は音也に花を渡し、そのあとすぐに音也とゆりの体は光に包まれて過去の世界に帰っていきます。

そのあと、母の遺志をついだなつきと渡が演奏を行い、バイオリンの音色が響き渡るところでエンディングに入ります。

そのとき演奏された曲が、劇場版主題歌の「Circle of Life」のアレンジ曲でした。

 

この曲が響き渡るなかエンディングに入るという演出が斬新で、心に残りました。美しく憂いをおびたアレンジもとてもいい!

ちなみに、劇場版主題歌の「Circle of Life」はこちらです↓↓

曲の導入部はバイオリンからはじまって、そのあとがっつりしたロックなのもまたかっこよすぎます。また、サビのメロディも綺麗ですし、歌詞も素晴らしい。

『Circle of Life』の原曲も、バイオリンアレンジもどちらも素晴らしく好きです。

音也と渡のバイオリン曲は、『希望のヴァイオリン』というタイトルでサウンドトラックに収録されています!

音也と渡の共演がみれる劇場版『仮面ライダーキバ~魔界城の王~』を今なら全話まとめて無料で見れます↓↓


役者さんは本当にバイオリンを弾いているの?撮影中エピソード

紅音也役の武田航平(たけだ こうへい)さんは本編の4話以降から弾けるようになり、途中から音也の演奏は生弾きに変わりました。それまでは動きを音楽に合わせて演技していました。

生弾きってすごいですよね!3話目までも演技が自然だったので、違和感なくみることができましたが、今度またしっかり見てみたくなりました。

一方、紅渡役の瀬戸康史(せと こうじ)さんは劇場版が開始した後に弾けるようになりました。

この曲は難易度が高いと言われているので、役者としての仕事の他に、バイオリンの練習もこなしてしまうなんて、武田航平さんも瀬戸康史さんもすごいですね!

ちなみに、二人がバイオリンの演技している撮影現場の映像がyoutubeにありました。

生弾きも大変ですが、音楽に合わせて演技することの難しさがこのyoutubeをみるとわかります。

そして劇場版「仮面ライダーキバ〜魔界城の王〜」で、音也と渡が2人で演奏会をするシーンでは2人とも生弾きをしているのです。そのシーンを見ると2人で息を合わせて演奏する難しさ、練習中に間違えてしまう自分への悔しさなどが伝わってきます。

そして、通常の演技より緊張するという演奏会本番を迎えるのですが・・・・

演奏後、監督から「弓を下ろすタイミングが一緒で美しかった。波長が合っている」と褒められると、「親子ゆえに。」と2人は答えます。

「弓裁きなど、うまくなったよね。」「ほんと上手くなったよね」って周囲のみんなに言われているのをみると、『ああ、2人は本当に努力して、頑張ったんだな』って伝わってきて感動しました。

仮面ライダーキバは俳優さんやバイオリン指導の方などの努力の結果でこのような素晴らしい作品になったのだ、と知ることができました。

仮面ライダーキバを見返すときには、よりいっそう感動してしまいそうです。

まとめ

  • ブラッディ・ローズは音也と真夜が作った究極のバイオリン
  • ブラッディ・ローズには音也と渡の祈りがこめられている
  • 作品中で演奏しているバイオリン曲の曲名は「音也」「渡」
  • 俳優さんは初めは音楽に合わせて演技していたが、最終的には生弾きだった

バイオリンをめぐって繰り広げられる親子の物語。音楽がとってもいいので、音楽の効果によってよりいっそう作品の世界に引き込まれてしまいました。

仮面ライダーシリーズの中でもかなりの感動作で、私はかなり泣いてしまいました。深い愛と悲しみにあふれる美しい仮面ライダーもいいですね!


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子供の思い出の為に今すべきこと

子供が大好きなキャラクターショー!子供にとってキャラクターとのふれあいは一生の宝。僕も昔にデパートの屋上であったキャラクターショーにつれていってもらった思い出は今でも覚えています。

子供ながらに感動しっぱなしだったなぁ。

スマホやPSP,任天堂DS、switchなど今はたくさん遊ぶものがありますが、キャラクターショーには心の中に一生残る魅力があります。

子供の為にも親として一度は連れていってあげて欲しい。

面倒臭いあなたの為にキャラクターショーの全てを調べました。

子供の心に残る一生の思い出を作るキャラクターショーはこちらです↓

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