超人気シリーズ>>>歴代の全仮面ライダーを本より詳しく解説!!仮面ライダーまとめ一覧!!



仮面ライダーカブトは仮面ライダー生誕35周年記念作品で、制作コンセプトが「最強の仮面ライダー」でした。前作の仮面ライダー響鬼とは異なりモチーフに昆虫を採用し、昭和ライダーの特徴と平成ライダーの特徴を兼ねそろえた作品となっています。

さて、今回はそんな仮面ライダーカブト最終回について見ていきたいと思います。

仮面ライダーカブト最終回のあらすじとネタバレ解説!

https://twitter.com/Beforethefall99/status/1065964232066269190

仮面ライダーカブトの最終回は「天の道」というタイトルで、水島ヒロさんが演じる主人公・天道総司の名前を思い出させるものとなっています。

そのあらすじは、次の通りです。

全人類をネイティブ化する。根岸たちの陰謀を知った加賀美は、その阻止に向かう。

たったひとりで戦う加賀美のつかんだものは?そして、戦いの果てに明かされた天の道とは!

引用元:ビデオパス

この最終回がどのように展開していくのか、場面ごとに区切りながら詳しく見ていきましょう。

三島たちの計画と1通の手紙から始まる最終回

高層ビルの上に設置されたスクリーンで、三島正人(みしま まさと)がZECT代表として演説しており、それを見上げる通行人達は皆、ワーム感知器とされるネックレスを身につけています。

ワームとは

仮面ライダーカブトにおける敵で、隕石に内包されて地球に飛来した地球外生命体である。地球上に棲息する虫・甲殻類などの節足動物に似た外観・特性を持つ。

高度な知性と特殊な形態・能力を駆使し、密かに人間を殺害しながら繁殖し続けている。

「国民の皆さん、あと少しでワームを一掃できます。ネックレスの装着にご協力下さい。また、ネックレスをしていない人間は、ワームである可能性があります。そういう人を目撃した方は、是非ZECTまでご連絡下さい」と三島が告げます。

ZECT(ゼクト)とは

ワームから人類を守るための組織であり、ネイティブをワームから守るための組織でもある。物語開始から35年前、ネイティブにワームの襲来を予言された加賀美陸により設立された。

超法規的な権限を持っており、ゼクターやライダーベルトなどはこの組織が開発している。

ネックレス配布場には相変わらず、ネックレスを受取ろうと大勢の人々が詰めかけていました。たまたま、そこを無視して通り過ぎようとしていた男性がネックレスを着けていないばかりに、たちまちゼクトルーパーに連行されてしまいます。

病院では、重傷を負った父・陸に付き添う加賀美新がロビーのテレビで、複雑な心境で三島の放送を見ていました。そこへ高鳥蓮華(たかとり れんげ)が現れ、1通の手紙を渡します。

加賀美が手紙を開くと『俺に万が一の事があった場合はこれを加賀美に渡せ』と書かれていました。そして、裏には「天」の一文字が。天道からの手紙だと気がついた加賀美は慌てて文面を読み始めました。

慌てて手紙を読み始めた理由は最終回の一つ前、第48話が関係!?

最終回の1つ前の第48話のタイトルは「天道死す!!」でした。

この回で、天道はこれまでに突き止めていた人間をワームにしてしまうネックレスのことを加賀美に話しましたが、加賀美は信じませんでした。

そして、天道が変身した仮面ライダーカブトと加賀美が変身した仮面ライダーガタックは戦うことになってしまったのです。

ママ
えぇ!?それじゃあ、主人公は最終回の前に亡くなってしまったということ?
パパ
いや、はっきりとした描写はなかったよ。結果、ガタックが勝利して、この話の終わりで瓦礫の下敷きになり力尽きる天道の姿とその上にさらに落ちてくる瓦礫がえがかれていたんだよ。

倒れたカブトの様子を複雑な思いでガタックは見つめますが、父親のことを聞き急いで救出に向かいます。そこで、父親である加賀美陸から自分たちに託されたものを初めて知るのでした。

きっと、このとき天道がしていたこともやっと理解できたのだと思います。だからこそ、その天道が託した手紙を慌てて読んだのかもしれませんね。


手紙に書かれた重大な情報をもとに最終決戦の地へ!

天道からの手紙には、重大な情報が記されていました。

『奴らの狙いは人間をネイティブに変えることだ。だがネックレスが全人類に行き渡るのを待つはずがない。ネックレスは、いわばアンテナに過ぎない。そのアンテナにショックを与え……全人類を一斉にネイティブにする……そのための送信施設がどこかにある』

ネイティブとは

35年前に隕石に内包されて地球に侵入した別種のワームで、頭部に巨大な角がある事以外はワームと共通している。シブヤ隕石に内包されて侵入したワームとは敵対関係にあり、命を狙われている。

地球に到達した当時、近い未来に敵対するワームが地球に侵入することを予期したネイティブは人類と接触。自分達の身を守るため人類と手を組み、彼らと共にZECTを結成する。

人類との共存を望む者もいるが、根岸ら上層部の者達は人間に成り代わり自分達が地球の支配種となるべく、地球到達時より密かに計画を練り遂行していた。

この手紙を読んだ加賀美が送信施設?と疑問を浮かべる中、テレビでは三島が演説を続けている様子と放送電波塔が映し出されます。

それをみた加賀美は「これが……」と呟き、立ち上がると眠る父親に声をかけ、蓮華に父親を頼むと言い残し病院を出ていきました。

そんな加賀美の目の前に田所修一(たどころ しゅういち)と岬祐月(みさき ゆづき)が立ちふさがります。その後ろにはゼクトルーパーたちが並んでいました。

ゼクトルーパーとは

ZECTに所属する戦闘員。蟻をモチーフとしており全身に黒いスーツを着込んでいる。

ライダーシステムのような特別な機能は無く1人1人の戦闘力は低いが、集団戦法をとることによりワームに対抗することができる。

「ここを通すわけにはいかない。あなたとお父さんには、逮捕命令が出ている」と話す2人を前にしてもひるむことなく、根岸の計画を止めに行くために前へ進み出る加賀美。

どうしても行かなければならないのかと確認する岬と田所に力強く返事をし、しばしの沈黙とにらみ合いが続いた後、「いいだろう」と田所が加賀美のもとへ歩み寄りました。

そして、ゼクトルーパーの方を振り返って「お前らぁ!!俺の部下に指1本でも触れてみろ。ただではおかんぞ…!」と一喝し、田所と岬が銃を抜きました。するとたちまち、ゼクトルーパーたちはネイティブに変身し、田所・岬との戦いが始まったのでした。

パパ
少なからずとも天道と加賀美、2人の間には信頼関係が生まれていたんだ。けど、真意を話さない天道に疑念を抱いていたから、戦いの最中では天道の話を素直に聞けなかったんだと思う。
ママ
真実を話していたのに信じることが出来なかった後悔もあって、田所と岬を納得させるだけの強い意志を持てたのかもしれないわね。

2人に行けと後押しされた加賀美はガタックエクステンダーで道路を疾走し、その最中にガタックに変身。そのまま放送施設を目指します。

放送塔の設けられた放送施設内では、様々な機器が並んでいました。そこから伸びたコードの先には、ワームやネイティブが飛来した際の隕石を彷彿させる巨岩、そして気を失ったまま台の上に寝かされたダークカブトが…。

進行状況を確認する根岸に、午後3時には全世界にネックレスが行き渡るだろうと三島が答えます。それを聞いた根岸は「人間が一斉にネイティブに変貌することで真の平和が訪れる」といい、今日はまさに祝福の日だと喜びます。

その祝福を表すかのようにテーブルの上には料理が並んでいましたが、味覚のない三島にとって料理は無用とばかりに荒々しくフォークを突き立てるのでした。

一方、ビストロ・ラ・サルでは竹宮弓子(たけみや ゆみこ)が見守る中、日下部ひよりがシェフ・デビューとしての新メニュー作りに取り組んでいました。

「いよいよね……」とひよりの胸元に、弓子が新品のエプロンをあてがいます。弓子がプレゼントだというと、ひよりはお礼とともに頑張ると決意をあらわに受け取るのでした。

最終回の究極な局面なのに、どうして料理が登場するの?

仮面ライダーカブトでは、これまでのシリーズ作品でもよく登場していた「料理」が特に大きくクローズアップされているという特徴があります。

主人公を始めとした数多くの登場人物が料理を作って嗜(たしな)む描写が多数採り入れられたほか、公式サイトでも「まかない」というコーナーを設け、劇中で登場した料理の実際のレシピが紹介されました。

どれだけ登場したかというと、そのメニュー数は38個!ほぼ毎回、放送するごとに登場しており、「仮面ライダーカブトという名の料理番組」「仮面ライダーカブトというお料理ライダー」と言われるほどでした。

詳しいメニュー名とおすすめレシピは別記事にまとめてありますので、気になる人や今夜の食事にお困りの方はチェックしてみてくださいね!↓↓

美味しそうな料理が何回も出てくる仮面ライダーカブトの「1話〜最終話」を今なら全話まとめて無料で見れます↓↓


ガタックの必死の抵抗と人類に迫る危機!

送信開始まであと5分と根岸が告げ、「愚かな人類の歴史は終わり、我々が、新たな歴史を刻む」と三島が言ったそのとき、壁をぶち破ってガタックが突入してきました。

力になってくれるのではと思っていた根岸が尋ねるも、ガタックは「この世界を、お前らの好きにはさせない!!どけ!」と機器を操作する人々をどかし、機器を破壊しようとします。

それを三島が阻み、「私は昔から嫌いだったんだよ。君のように、ただ真っ直ぐな男がぁっ!!」と言って、グリラスワームに変身。ダークカブトをも容易に倒したグリラスの力は圧倒的で、ガタックの攻撃も全く敵いませんでした。

さらに、施設を護衛するゼクトルーパーたちがガタックを銃撃し、皆、ネイティブに変身してガタックに迫ります。彼らは元は人間であり、加賀美にとっては元同僚でもあるため、ガタックは反撃することができません。

ネイティブたちに攻撃される一方のガタックの襟首をグリラスワームが掴み上げ、グリラスワームの背から伸びた触手がガタックに突き刺さりました。

ガタックは諦めず抵抗しますが、とどめとばかりにグリラスが爪をガタックの胴に突き立て、ガタックの変身は解除されてしまいます。

変身を解いた三島は無情に加賀美を見下し、根岸の合図とともに機器を操作しはじめました。巨岩とダークカブトから放たれたエネルギーがコードを伝ってテレビカメラへと流れ、そのカメラが根岸を捉えます。

高層ビルのスクリーンでは三島にかわって根岸が演説します。

「人間は、必ず争い合う。国家や民族の壁さえ越えられず、争い続ける人間に、我々ネイティブとの共存など不可能です。だから我々は、人類をすべてネイティブにすることにしました。それが真の平和です。」

すると、スクリーンを見上げるネックレス装着者が次第に苦しみつつ倒れ始めました。愚かな人間などもう必要ないという根岸に加賀美は訴えます。

「黙れ…。人間も天道みたいな凄い奴がいた。人間とかネイティブとか、分け隔てなくあいつはいつも、上を見ていた。たとえ世界を敵に回しても、あいつはたった1人で、最後まであきらめなかった!」

根岸がせせら笑い、三島が「しぶとい奴め」と吐き出して加賀美を蹴り飛ばし、その胴を踏みにじりました。

どこからともなく響く声の正体は…

根岸がその天道ももういないと言ったその時…。

「おばあちゃんが言っていた。世の中で覚えておかなければならない名前はただひとつ。天の道を往き、総てを司る男、天道総司

そういうと、天道は放送塔から生身でカブトエクステンダーめがけて飛び降りました。物語も中盤にきてようやく主人公の登場です。そして、カブトエクステンダーが壁をぶち破り、もうもうと上がる煙の中から天道が姿を現します。

その手には、瓦礫の下敷きになったときそばに咲いていた花が握られていました。

「俺は世界そのもの。世界がある限り俺はある!」と言いながらその花を巨岩めがけて投げつけると、花の茎が巨岩に突き刺さり、巨岩が暴走して機器が次々に火花を吹きます。

「夢破れた男に花一輪、その花と共に、天に昇るがいい!」といいながら登場すると、根岸は「己自身さえ変えられない、愚かな人間がぁ!」と反論し、ネイティブたちが天道に迫ってきます。

しかし、天道は気にもせず言い切ります。

「それがお前らの限界だ。人間は変われる!人間もネイティブもあるもんか。この世界に生けとし生ける者、すべての命はみな等しい。他者のために自分を変えられるのが人間だ。自分のために世界を変えるんじゃない。自分が変われば、世界が変わる!」

そして、天を指差しながら「それが天の道!!」と決めポーズ。これを聞いた加賀美が力を振り絞り、「そうだ。人間とネイティブ、一緒に暮らせる世界を、争いのない世界を、俺たちの手で掴んでみせる!」と同意しながら身を起こします。

そんな世界は必要ないと一蹴する根岸に再びその程度だと天道が言うと、三島がネイティブたちにやれと命令します。ところが、ネイティブたちは困惑した様子で、天道を襲おうとはしません。

根岸も困惑しながら命令しますがネイティブたちは次々に、元のゼクトルーパーの姿に戻っていきました。

「お前ら、ネイティブの心を失ったかぁ!!」とイラつく三島の横でカブトゼクターを手にした天道はカブトに変身。これに対し、三島は眼鏡を外して床に捨て、自分の足で踏み砕いて怒りをあらわにするとグリラスワームとなって襲いかかりました。

「天道、どんだけだよ」とツッコまずにはいられない!

仮面ライダーカブトの最終回中盤で多くの視聴者がツッコみを入れずにはいられなかったのが、天道の登場シーンでした。

まさか、それなりに高さのある放送塔からカブトの相棒マシーンであるカブトエクステンダーめがけて生身で飛び降りるとはきっと誰も予想できなかったのではないでしょうか。

ママ
そうなのよねー。主人公が復活するのはなんとなくわかるけど、どうして生身!?ってなっちゃったわ。日本電波塔である東京タワーで約333mはあるし、比較的低めな神奈川県にある平塚テレビ中継局でも70mあるのよ?この放送塔はどれくらいの高さなのかしら?
パパ
う~ん、残念ながらこの放送塔のロケ地まではわからなかったけど、そこはまぁ、主人公だからできるんだよ!きっと!!

最終決戦!vsグリラスワーム

当初は互角に見えた戦いでしたが、カブトと同等の能力を持つダークカブトすら倒したグリラスワームの前に、カブトは次第に劣勢になり追い詰められていきます。

グリラスワームの攻撃で吹き飛ばされたカブトが加賀美のそばへ倒れたとき、加賀美はガタックゼクターを手にして再びガタックに変身し、カブトを助け起こしました。

しっかりしろ!と声をかけ一斉にグリラスワームに挑みますが、グリラスワームの優勢は一向に変わりません。もはやこれまでかと思われたとき、突然カブトの左腰にハイパーゼクターが出現し、ハイパーフォームに変身します。

ハイパーフォームに変身したカブトがグリラスワームの拘束を振り解くと、ザビー、ドレイク、サソードゼクター、そしてパーフェクトゼクターが飛来して次々にグリラスワームを攻撃し、パーフェクトゼクターに3つのゼクターが合体しました。

パーフェクトモードとなったパーフェクトゼクターでカブトが反撃に移り、最強技・マキシマムハイパータイフーンを食らわせます。しかし、爆発と共に、パーフェクトゼクターの方が粉々に砕け散り、カブトも吹き飛ばされてしまいました。

勝ち誇るような叫びと共に「私の勝ちだぁぁ──っ!!」というと、カブトめがけてグリラスワームが突進。そのとき生じた隙をつくかのようにガタックの放ったダブルカリバーが次々に飛来してグリラスの胴を裂きました。

互いを見合わせて息を合わせるカブトとガタックはグリラスワームめがけて突進し、渾身のライダーキック!痛烈なダメージを受けたグリラスワームはふらふらと歩いて巨岩に激突、グリラスワームもろとも爆発して大きな炎が上がりました。

すかさずカブトがダークカブトのもとへ駆け寄り声をかけるも、ダークカブトからは反応がありません。離れようとしないカブトに爆発してしまうと心配したガタックは無理矢理引きはがします。

放送塔が大爆発しますが、かろうじてカブトとガタックの2人は外の放送施設屋上へ脱出に成功。屋上では、根岸がゼクトルーパーたちと争っていました。

グリラスワームはラスボスなのに…

仮面ライダーカブトのラスボスとして登場するグリラスワームはZECTの幹部である三島正人がネイティブの根岸の手によって変化したコオロギのネイティブです。

ネイティブ最強の戦士の名をもち、その名に恥じない怪力を持っています。最強ということを表すかのように、2人がかりでも倒せない敵で、これまで無敗だったパーフェクトゼクターが粉々に砕け散るという描写が入ったと考えられます。

これだけ強いグリラスワームですが、登場したのは第48話と最終回の第49話のみでした。ラスボスのわりには登場回数があまりないため、巷では「影の薄いラスボス」なんて言われているんですよ。

最期に漢を見せた〇〇!そして…

カブトに気がついた根岸は憎々しげにその名を叫び、ネイティブに姿を変えるとカブトめがけて突進してきました。そのとき、炎に包まれた放送塔からダークカブトが駆け出し、根岸を捕らえます。

「カブト、この世界を頼んだよ。僕たちの世界を!」と言ってダークカブトもまたネイティブへと姿を変え、根岸を道連れに放送塔の炎の中へと自ら飛び込んでいったのでした。

爆発のやんだ放送施設屋上でカブトは変身を解き、役目を終えたカブトゼクターに別れを告げるように空へ解き放ちました。ガタックも変身を解いてしばらくガタックゼクターを見つめたあと、同じようにしました。

2つのゼクターはどこへともなく飛び去り、その姿を見届けた2人は力を使い果たしたかのように床に座り込みました。安堵したようにやったなと呟く加賀美に天道は一度しか言わないぞと語り始めます。

「同じ道を行くのは、ただの仲間に過ぎない。別々の道を共に立って行けるのが…」といったところで加賀美が「『友達だ』。それは、おばあちゃんの言葉か?」と続けます。

ふっと笑いながら俺の言葉だと告げた2人は初めて友情を確かめ合うように屋上から見える景色を見つめます。そこへ岬と蓮華が嬉しそうに駆けて来て、蓮華が天道に、岬が加賀美に抱きつきました。後ろからは田所も微笑を浮かべてそれを見つめています。

一方のビストロ・ラ・サルではついにひよりの料理が完成。その料理を見つめながらひよりは「お前のお陰で、完成したよ」と心の中でつぶやくのでした。

天道語録だけじゃない!天道総司の名言

仮面ライダーカブトの主人公である天道総司は、その生い立ちから祖母のことをとても尊敬するおばあちゃんっ子でした。そのため、たびたび「おばあちゃんが言っていた…」から始まる名言が登場します。

こうしたおばあちゃんが残した格言をまとめて天道語録というのですが、これまた多いんです。その数は全部で45個!こちらも料理と同様、毎回放送のたびに出ていたようです。

でも、最終回で加賀美に向けて言ったこの言葉だけは”俺の言葉だ”と言っています。

同じ道を行くのは、ただの仲間に過ぎない。別々の道を共に立って行けるのが友達だ。

天道は物語の中で常に、加賀美は友ではないと否定し続けていました。しかし、最終回のこのセリフでようやく友と呼べる存在であると認めたんです。

きっと、加賀美を友と認めたことは天道自身の意志であることをはっきりするためにも、誰かの言葉を借りてではなく、自分の言葉で言いたかったのではないかと思います。

1年後、それぞれがそれぞれの道を行く!

https://twitter.com/mino2059/status/1037662733305442304

蕎麦屋の服装の田所が料理や食器を持ち運ぶ際に用いる岡持ちを片手に自転車を漕ぎ、ビストロ・ラ・サルを訪れます。店内にはスーツ姿の岬、蓮華、天道樹花(てんどうじゅか)の姿がありました。

岬は社長となっており、田所に名刺を渡してレストランの経営の会社だと説明します。そのあと、ドアが開き、今度は風間大介とゴンが現れました。店内では平和を感じさせるかのように穏やかな会話が流れます。

そんなラ・サルに到着したひよりは店の前から見える東京タワーを見つめていました。その隣にはいつの間にか樹花が並び、「『そばにいないときは、もっとそばにいてくれる』……だよね、ひよりお姉ちゃん」と話しかけます。

頷くひよりの隣には店内から出てきた弓子が並び、3人一緒に東京タワーを見つめたあと、HIYORIMIランチ、オーダー入ったよと声をかけます。それはあの時完成したひよりの料理でした。

店内は既に超満員で、大人も子供も皆、笑顔満面で料理を味わっています。1年前とは別人のように笑顔で客に応対しているひよりの姿を田所たちが微笑ましく見守るのでした。

一方、加賀美は旗を持ち、巡査として横断歩道を渡る幼児たちを先導していました。その様子を、停まっている車の中から、父・陸が頼もしげに見つめています。

横断歩道を渡っていた幼児たちの中の1人の少女が立ち止まり、加賀美を見上げて「『てんのみちをいくひと』はどこへいってしまったの?」と尋ねました。しゃがんで視線を合わせた加賀美は「あいつはね、今、豆腐を買いに行ってるんだ」と優しく語りかけるのでした。

その言葉通り、天道は1年前のあの日と同じように作務衣(さむえ)姿、下駄を鳴らす音、手には豆腐を入れたボウルで歩いていました。…が、その背後に見えるのは東京タワーではなくエッフェル塔!?

凱旋門の前ですれ違った1人のフランス人の男性が足を止めフランス語で語りかけると、天道もまたフランス語で「おばあちゃんが言っていた……」と返します。

そして、日本語で「俺は天の道を往き、総てを司る男。天道総司だ」と言い、天を指差すのでした。

なぜにフランスのエッフェル塔!?その理由は…

エンディングロールも流れ終わって1年後の天道が映し出されたとき、当時の視聴者の多くが「この終わり方はない!」と思ったようです。その実際の映像がこちらです。

なんとも違和感のある合成映像に「仮面ライダーカブトの最終回は残念だ…」と酷評する人も多数いたほどでした。

ですが、このシーンには合成映像のクオリティに目をつむるしかないほど大事な意味が込められていると推測できます。というのも、天道の初登場シーンが東京タワーのふもとで豆腐を構えて天に指差すポーズを取るというものだったからなんです。

その初登場とラストを締めくくる場面で同じようなアングルを使うことで、使命を果たし、天道にとっての日常に戻ったことを表現していると考えられます。

また、日本を思わせるような東京タワーを背景にするのではなくエッフェル塔を背景にすることで、天道は日本にとどまらずに世界を股にかけて活動していることを表現しているとも言えます。

ママ
でも、お豆腐ってフランスに売っているのかしら?
パパ
そこは華麗にスルーしておこうよ?ね?

残念な合成映像を使用したのは〇〇の先駆けとなったから!?

違和感のある合成映像はそのあとに出てくる凱旋門のシーンでも使われています。

当時の技術的問題もあるのかもしれませんが、私はもしかしてあえてやっていたのではという可能性を感じずにはいられません。

仮面ライダーカブトは多くの特徴がありますが、コメディの比重が高いこともその1つで、従来のシリアスな平成仮面ライダー作品ではあまり見られなかったコメディ手法が多く盛り込まれているんです。

そして、仮面ライダーカブトのコメディ要素はこれ以降の作品にも引き継がれていくこととなり、特に次作『仮面ライダー電王』や『仮面ライダーW』では、更に比重が置かれるようになりました。

まさに、平成仮面ライダー界でコメディ要素を取り入れる先駆けとなった作品というわけなんです。このことを踏まえると、あえて残念な映像を使用することで最後の最後までコメディ要素を表現したとも考えられますよね。

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この最終回と仮面ライダーカブトは評価しにくい?賛否両論ある理由を考察!

仮面ライダーカブトの最終回は「カブト 最終回 ひどい」なんて関連検索キーワードが予測で出てくるほど厳しい評価もある一方で、見直したらそのよさに気がついたという評価もありました。

このように評価がわかれており、評価しにくい作品とまでいわれてしまうその理由は一体何なのでしょうか。

仮面ライダーカブト、ここが残念!

仮面ライダーカブトの最終回、そして仮面ライダーカブトという作品そのものに残念さを感じる理由は細かく述べてしまうとかなりあります。

例えば、まともなキャラが誰もいないとか、話がシリアスすぎて子どもたちは置いてけぼりとなっているなどなど…。その中でも特に多くの人が残念がっているポイントを3つご紹介します。

【仮面ライダーカブトの残念ポイント】

  1. 伏線の回収に失敗
  2. 本作の特徴であるクロックアップが活かしきれていない
  3. 感動を壊すかのような最後の合成映像

残念ポイントその1:伏線の回収に失敗している

仮面ライダーカブトに登場するマスクドライダーシステムには「赤い靴」と呼ばれる暴走システムが搭載されていました。

「赤い靴」とは

ネイティブが人類に牙をむくことを察知していた日下部総一と加賀美陸が密かにマスクドライダーシステムに組み込んでおいたワームを完全撃滅する”暴走スイッチ”のこと。

第36話で天道はこのシステムによって暴走し、あやうく立川を殺してしまうところだった。

この設定がもっと話に絡んでくるのか…と思いきや登場したのは第36話の一度きりでした。それどころか、最終回直前の第48話では、敵である根岸にバレてしまったことで使用すらできなくなってしまったんです。

また、パーフェクトゼクターやホッパーゼクターなど出所がわからないアイテムが多いことやネイティブの登場が唐突で、最後に和解したのかわからないなど、複数の伏線回収ができませんでした。

そのため、「話についていけない後半」「グダグダな後半」と評価されてしまうようです。

残念ポイントその2:本作の特徴であるクロックアップが活かしきれていない

仮面ライダーカブトには、戦闘シーンを大きく盛り上げるクロックアップというシステムがありました。

クロックアップシステムとは

身体を流れるタキオン粒子を操作し、自分の周りの時間の流れを操作することで、周囲の物体より早く動くことができるというシステム。

敵もこの能力を使うことから戦闘シーンはスピード感あふれる超高速の戦いを楽しむことが出来ました。もっとも凄い!と視聴者を唸らせたのは番組序盤で見せた雨中で戦うシーンです。

雨の水滴1つ1つを手書きで表現し、超高速の戦いを非常にわかりやすく表現したことから圧巻といえる場面でした。これは仮面ライダーらしい“非日常”を見せ、多くの視聴者に衝撃を与えました。

しかし、最新鋭の演出であるこのシーンを描くために番組の予算を大幅に使用したそうなんです。

そのため、物語が後半に進むにつれてクロックアップの演出がどんどん簡素化されてしまうという悲しい状況になってしまいました。

パパ
確かに、最終回なのにこの素晴らしいシステムは一切出てこなかったな…。

残念ポイントその3:感動を壊すかのような最後の合成映像

死んだかもと思われた天道も復活し、敵にやられそうになりながらもどうにか勝ってやっと平和となった仮面ライダーカブトの最終回。

戦闘シーンでは注目のクロックアップシステムは見られなかったもののそれ以外で見どころとなるシーンもあり、綺麗にまとまって終わり…かと思った矢先のあの映像でした。

エッフェル塔や凱旋門が明らかに合成とわかるクオリティとパリで豆腐片手にもつ主人公というラストに「仮面ライダーカブトらしい」という意見もある一方で、「ラストシーンでこれはない!」「ラストでふざけすぎ」という辛口コメントも発見してしまいました。

仮面ライダーカブト、ここが素晴らしい!

残念ポイントがある一方で、仮面ライダーカブトが先駆けとなったこともたくさんありました。また、作品の放送終了後、改めて見直した結果、いいところもあるじゃないかと評価を変えた人もいました。そのポイントを3つご紹介します。

【仮面ライダーカブトに素晴らしい3つのポイント】

  1. 昭和ライダーと平成ライダーの要素を併せ持っている
  2. 新しい仮面ライダーのキャラ設定と戦い方の確立に一役買った
  3. 天道語録の評価が高い

素晴らしいポイントその1:昭和ライダーと平成ライダーの要素を併せ持っている

仮面ライダーカブトは仮面ライダー生誕35周年記念作品ということもあって、昭和ライダーと平成ライダーの要素を併せ持つ作品となっています。

昭和的要素 平成的要素
  • 昆虫がモチーフ
  • 「変身」のかけ声復活
  • バイクの常用
  • キックの必殺技
  • 仮面ライダー自身による必殺技名の発声

など

  • 一般人の姿・怪人の姿を持つ敵
  • 組織化されたヒーロー
  • ライダー装着者の交代劇

など

仮面ライダーカブトの魅力の一つとして、昆虫のモチーフを復活させたデザインの評価が高いことが挙げられます。これは視聴者だけでなく、石森プロもそう思ったようでデザイナーに電話をかけたそうです。

こういうこと言うのは珍しいんですけど、仮面ライダーキックホッパーとパンチホッパーは、初めて文句なくマスクが格好いいと思いました。

そして、アクションやライダーキックもカッコいいと評価が高いんです。

特に、最終回でグリラスワームを倒すときにカブトとガタックの2人によるダブルライダーキックで決着をつけるというシーンはカッコ良く、ちゃんとポイントを押さえている!!と高評価を得ています。

昭和ライダーの要素を併せ持つことから原点回帰と思われがちですが、プロデューサーの梶淳さんは制作発表の場で「原点回帰ではなく、仮面ライダーの限界・頂点に挑む」と述べていたそうです。

また、企画書には「いい物は焼き直しと言われようと取り込み、不要なものは斬新そうでも容赦なく切り捨てる」と記されていたことから、この見どころあるライダーキックを要所要所で入れ、最終回にもしっかり盛り込んだのではないかと思います。

素晴らしいポイントその2:新しい仮面ライダーのキャラ設定と戦い方の確立に一役買った

仮面ライダーカブトの主人公である天道総司はまさに我が道を行く俺様キャラで、かなり色の濃いキャラでした。このような主人公はカブト以前に放送されている特撮ヒーローの中では類を見ません。

また、仮面ライダーカブトでは暗く重くなりがちなストーリーを和らげ、少しでも作品全体のムードを明るくすることが心掛けられたため、主人公以外のキャラにもコメディ要素が強いキャラ、天然キャラといったように濃い設定がありました。

キャラ崩壊しすぎともいわれていますが、結果的にカブトの独特なキャラ設定は成功しました。このことは次作の仮面ライダー電王以降、キャラ設定が独特なものになるという転機に繋がったと考えられます。

そして、戦い方も自分から敵を倒しに行くというより、相手の攻撃をいなしながらカウンターを狙うという今までにない方法でした。

さらに、見せ場であるライダーキックについても正面から食らわせるだけでなく、背後から襲ってくる敵に回し蹴りを当てるという攻撃法も取り入れ、派手ではないながらも違った見せ場のある戦いを演出したんです。

このように従来の良さをいれつつも、新しいことにチャレンジしたことは評価すべき点となりました。

素晴らしいポイントその3:天道語録の評価が高い

「おばあちゃんが言っていた…」から始まる名言である天道語録は仮面ライダーカブトの醍醐味ともいえる要素でした。この天道語録は、2009年5月25日放送分の『人生が変わる1分間の深イイ話』にて、「子供のしつけに役立つ」として紹介されました。

内容は子ども向けというにはシリアスで暗く重いものだったかもしれませんが、こうした評価をみるとしっかり子ども向けにも作られた番組だと言えますね。

気になる天道語録は名言と格言ばかりなので、ぜひこちらの記事も読んでみてください。↓↓

まとめ

  • 仮面ライダーカブトの最終回は人類をネイティブ化しようとする根岸・三島とそれを阻止しようとするカブトたちの戦い
  • 仮面ライダーカブトの最終回の一つ前で主人公である天道の安否が不明になったため、主人公は最初から出てこない
  • 天道が生身で放送塔から飛び降りたり、エンディングロールも流れた後にエッフェル塔を背景にした違和感のある映像が出たりとツッコミ要素満載
  • 仮面ライダーカブトには伏線を回収しきれなかったり、これで最後という時にまさかなクオリティの映像が入ったことで「ひどい最終回」「評価の低い作品」とされることもある
  • 一方で昭和ライダーと平成ライダーの要素を併せ持ちながら新しい手法を取り入れたり、独特なキャラづくりに成功したりするなどこの先の作品先駆けとなったことは評価されている

仮面ライダーカブトの最終回は、主人公が中盤からしか登場しなかったり、最後の最後でまさかな映像を持ってきたりとツッコミどころ満載の最終回でした。

しかし、そこに込められたものをみていけば、この最終回のよさに気づけます。そのため見直した結果、評価を変えた人もいたのだと思います。

また、物語全体としては伏線の回収が出来なかったなど残念なポイントもありますが、そのあとの作品に影響を与えるような手法を取り入れた作品であることへの評価は高い作品でもあります。一見の価値のある作品なので、ぜひ一度ご覧になってみてくださいね。


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◆昭和の仮面ライダー

◆平成の仮面ライダー

子供の思い出の為に今すべきこと

子供が大好きなキャラクターショー!子供にとってキャラクターとのふれあいは一生の宝。僕も昔にデパートの屋上であったキャラクターショーにつれていってもらった思い出は今でも覚えています。

子供ながらに感動しっぱなしだったなぁ。

スマホやPSP,任天堂DS、switchなど今はたくさん遊ぶものがありますが、キャラクターショーには心の中に一生残る魅力があります。

子供の為にも親として一度は連れていってあげて欲しい。

面倒臭いあなたの為にキャラクターショーの全てを調べました。

子供の心に残る一生の思い出を作るキャラクターショーはこちらです↓

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